まちなかの本の森 

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DV 今こそ、男性の声を!


DV(ドメスティック・バイオレンス)という言葉。
毎日、耳にしない日がないほど、
ニュースやテレビで頻繁に伝えられていますよね。

その一方で、被害に合った女性たちに向かって
「どうして逃げられなかったの?」
「助けを呼んだらよかったのに…」
こんな言葉が投げかけられるたび
DVについて正しい知識、情報がもっと広がって欲しいと思います。

ウィングス京都では、毎年11月にDVの理解や根絶に向けて
パープルリボンをシンボルに“女性に対する暴力をなくしたい”と
さまざまな取り組みを行っていて、
図書情報室でも、DV理解に役立つ資料の紹介をしています。例えば、

●DVってどんなことを指すの? 
●親が子どもの前で配偶者に暴力を振るう「面前DV」ってどんなこと?
●DVをめぐる法律は今、どうなっているの?

●こころのDV=モラル・ハラスメントについて
●中学生、高校生に知ってもらいたい「デートDV」
●DV被害者への理解と支援にはどんなことが必要?

●DVとストーカーの関係
●DV加害者への試み
など、ブックリストもお配りしているのでぜひ利用してください。

今年は、新たに「リベンジポルノ」や「男性の非暴力宣言」の資料も
置いています。特に、この「男性の非暴力宣言」は要注目です!
「男性は暴力をふるう」、こんな風に一括りにされて言われるなんて
心外だ!という方もきっと多いはず。
その気持ちをぜひ、声に出して、同じ気持ちの方と共有してください。
ホワイトリボンが、その目印です!

“伊藤さん”と料理


現在公開中の映画『お父さんと伊藤さん』、もうご覧になりましたか?
20歳年上の恋人、伊藤さんと暮らす34歳の彩(あや)のところに、
74歳の父親が転がり込んできて、奇妙な同居生活が始まる、というお話。
原作で読んだのですが、不思議な設定ではあるけれど、
“家族”ゆえの独特の距離感がうまく出ているなあと感じました。

その3人の生活の中でも、特にいいなと思ったのが
伊藤さんが、こだわりも力みもなくフツーに家事をしているところ。
この年代の人ではちょっと珍しいかもと、新鮮にうつりました。

そこで、そんな“いい感じ”の伊藤さんに近づくべく(?)
ウィングス京都で開催予定の
「男性がはじめてつくる おいしいごはんづくり講座」に合わせて、
図書情報室では、11月から「男と料理」特集をします!

初めて料理を作るときは、誰でも構えてしまうもの。
料理特有の用語がいろいろ出てきた日には何から手を付けたらよいのか迷ってしまい
一気にやる気もそがれてしまいます。

でも、出来上がった料理の写真を見た時、おいしそうだなと思った時が取り組みどきかも。
丁寧な手順が載っているテキストを手掛かりにチェレンジしてみましょう!

少し作り慣れてくると、今日は何を食べたいか、自分の身体や体調に合わせてみたり
あり合わせで作れるようになると無駄なく買い物ができたりと良いこと尽くめ。
自分で食べてもおいしいし、人に振る舞ってみるとまた違う喜びもあると思います。

そうそう、お弁当づくりもなかなか面白いと思います。
お弁当箱という「カタチ」から入っても楽しいですし、彩りを考えて詰めていき、
きっちりはまったときの気持ち良さもあったりします。

もちろんご紹介している料理本は、老若男女問わず、ご利用いただけます。
ぜひ活用してみてください。お待ちしています!
小説『伊藤さんとお父さん』(中澤日菜子著)も貸出できますよ!


「逃げ恥」、読みにきて!!!

明日、10月18日火曜日がいよいよ第2回放送のドラマ「逃げ恥」。
原作は海野つなみさんのコミック『逃げるは恥だが役に立つ』!
みなさーん、見てますか?

大学院を出るも就職難で派遣社員になった25歳女子、森山みくりが、
家事代行サービスの仕事を始めたところ、その雇い主である津崎と
契約結婚という形の「就職」をすることになり、しかもそれは二人だけの秘密、
さてその「契約結婚」はどうなる?っていうお話です。
結婚って何? 仕事って何? と考えずにはいられない方には必見です!

そして主人公みくり演じるのは、ガッキー(新垣結衣さん)、
津崎演じるのが星野源さん! ドラマのエンディングのダンスも
カッコよく、かつかわいいので最後までほんと楽しめますよ。

すでにコミックで読んで、筋はある程度知っている図書室スタッフも
ドラマの配役もなかなかくすぐるものがあり
とても楽しみにしています。(脇役に古田新太さん、藤井隆さんなどなど)

そして実は、ウィングス京都の図書情報室も「逃げ恥」、置いているんです!
この1週間、めきめき閲覧者が増えてきておりますが
まだまだみなさんのお越しを待っていますよ!
京都市内在住、京都市内に通勤通学で通ってらっしゃる方、高校生以上なら
利用者カードを作って、閲覧することができます。
ぜひ立ち寄ってくださいね。

また10月11日の国際ガールズ・デーにちなみ
「世界の少女たちの、今 2016」を特集しています!
こちらものぞいてみてくださいね。

自分を大切にする人が増えますよう! ピンクリボン京都2016 

10月に入ってすぐ、ウィングス京都1階ロビーに
ツリーが飾り付けられました。
毎年10月に行われるピンクリボン京都のイベントのはじまりです!

ピンクリボンは、乳がんの早期発見、早期診断、早期治療の
大切さを多くの方に知ってもらうためのシンボルマーク。
今年のテーマは、「確かめましょう。愛のために、あなたのために」です。
そして、図書情報室でも乳がんについてもっと広く知って欲しいと
ブックリストを作成、配布しています。

またそのブックリスト以外にも、とてもキュートな冊子
「SANE YOUR BREAST 胸をドキンとさせるはなし。」も絶賛、配布中です。
自分だけではなく、お友達やご家族、大切な人にも
「ウィングスでもらえる」と、教えてあげてください!
冊子の中には、「胸をホッとさせるための乳がんミニカルテ」がついているので、
ぜひ検診のこと、自己診断の方法を確かめてくださいね。


今年、乳がんを早期発見、治療をした女優の南果歩さんは、
その後、会う人会う人に「検診、受けて!」と言っているそうです。
私も、遠方の友人が乳がんの手術を受け
治療中であることをわざわざ知らせてくれ、
彼女に強く勧められたおかげで
それまでおっくうだった検診を受けることができました。
その後も治療に向き合い、元気に仕事を続けている友人の姿に
いつも励まされています。

もしこのブログを読んだ方で、「検診、受けに行ってみようかな」と
思ってくださる方が一人でもいれば、本当に嬉しく思います。

ピンクリボンをした“まゆまろバッジ”も販売していますよ。
ぜひ立ち寄って見に来てください。

また国際ガールズ・デーにちなんで
「世界の少女たちは今 2016」の特集もしています。

自分の声を、その生き方に映し出した二人



“ピーターラビット”生みの親である、ビアトリクス・ポター。1866年にロンドンに生まれました。
この時代は、女性が独立して仕事をしたり、自分の人生を選び取るということは
歓迎されませんでした。ポターは、幼少期に友達を作ることも禁止されていたそうです。
その一方で、幼いころから動物や昆虫が大好きで、
勉強部屋にこっそり“秘密の動物園”を作り、
さまざまな生き物を収集し、骨格まで調べ上げていました。

幸いにも裕福な家庭で育てられ、家庭教師から個人的に勉強を学ぶ機会を持ち、
自分の絵がクリスマスカードとして売れるという経験をしたことをきっかけに
自費で、ペットのうさぎ、”ピーター”を主人公にした絵本を世に出します。

絵本作家として成功したポターは、その後、自分の好きな生き方――農業に従事し、
牛や羊を飼育したり、湖水地方に広大な土地を購入、
それを国民に遺す「ナショナルトラスト」という自然保護運動の先駆者となったのです。

今年、生誕150年となるビアトリクス・ポター。
自分の人生を、自らの手で切り拓いた女性の物語を、
そして愛らしい動物たちのお話をぜひ楽しんでください。

そしてもう一つの特集は、先日、亡くなられた脚本家で映画監督の松山善三さん。
日本映画の黄金期を築いた映画監督、木下恵介に認められ、「カルメン故郷に帰る」
「二十四の瞳」などの助監督を務めました。
脚本家として「人間の條件」、「恍惚の人」、「人間の証明」などを手がけ、
聾唖者の夫婦を描いた「名もなく貧しく美しく」、薬害により生まれつき
両腕を持たない女性が主人公の「典子は、今」などで知られています。

でも「松山善三」の名を世に大きく知らしめたのは、実は
女優高峰秀子さんとの突然の婚約のニュース。
当時、助監督だった松山さんの月給は1万円ちょっと、
高峰さんの出演料は映画1本で100万円級。「釣り合わない二人」、
昨今で言う所の「格差婚」で、当時もすぐに別れるだろうと言われていたそうですが、
二人は結婚生活を全うしました。
その結婚、夫婦のカタチはどんなものだったのでしょう。
図書情報室の特集「妻の名は高峰秀子 松山善三特集」で
高峰さんのエッセイなどから、その大事な鍵を探してみてください。

ところで、どうして高収入の男性と結婚した女性は、「格差婚」と呼ばれないのでしょうか。
こんなところにも「ジェンダー」が隠れています。

当時、収入や名声の点で、松山さんは見合っていないのではと聞かれた高峰は、
「そんなものが何だっていうんです。人間が良ければいいんです」と返したそうです。
誰の基準でもない、自分自身の考えを持っていた一人の女優の、
胸をすくようなエピソードです。

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