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まちなかの本の森 

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新着図書から

 毎週日曜日に新着資料を出しています。そこで、先日出した中から、おすすめを1冊。

『パイは小さな秘密を運ぶ』 アラン・ブラッドリー/著 古賀 弥生/訳 東京創元社

 主人公は11歳のフレーヴィア。1950年代の英国上流階級の三人姉妹の末っ子ですが、ただ者ではありません。先祖伝来の化学実験室を根城に、毒と化学の知識を蓄え、いじわるな姉たちに復讐を企てる日々。
 そんなある日、屋敷内で殺人事件が起こる! 11歳らしい好奇心を丸出しにして事件に首をつっこみ、警察には子ども扱い(当然です)で排除されつつ、しかし、事件解決に重要な働きをしていく―というストーリー。

 頭の良さや行動力だけでなく、少しひねくれた性格、奥底に潜む寂しさ―、フレーヴィアの描写がとてもリアルです。
 作者は、2007年 英国推理作家協会(CWA)デビュー・ダガー賞をはじめとする9冠達成の新人で、「11歳の女の子をこんなに魅力的に描いたのが、70歳で作家デビューした男性!」という驚きもありました。

シリーズ続編『人形遣いと絞首台』(納品待ち中。きっともうすぐ届くはず)、『水晶玉は嘘をつく?』もぜひ読んでみてください!
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