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まちなかの本の森 

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この夏のおすすめ

夏本番!!子どもたちにとっては、待ちに待った夏休みの始まりですね。
“夏休み”この響きが、子どもの頃、どれだけ魅力的だったことでしょう。あの頃の、ワクワクした想いは、今でも鮮明に心に浮かびます。

「10代の棚」コーナーでは、夏休みに読んでいただきたい本としてスウェーデンの児童文学作家、アストリッド・リンドグレーンの特集をしています。リンドグレーンの作品には、きらきらと輝く子どもたちの姿が生き生きと描かれ、子どもたちの生命力にあふれています。おなじみの「長くつ下のピッピ」や「やかまし村の子どもたち」といった作品をはじめ、創作の秘密やリンドクレーンの人生を綴った評伝も展示しています。その中からお薦めは、

『遊んで、遊んで、遊びました ~リンドグレーンからの贈りもの~』
シャスティーン・ユンググレーン著/うらた あつこ訳

 1992年、84歳のリンドグレーンを著者が訪ね、そのインタビューをもとに書かれた評伝です。この本を手に取ると、(もうすっかりおばあちゃんの)リンドグレーンが木登りをしている表紙の写真に、思わず微笑んでしまいます。
 病気の娘のために語って聞かせたお話が『長くつ下のピッピ』だったこと、彼女の子ども時代そのままの『やかまし村』といった、作品誕生のエピソードの数々。そして、意外にも、幸せな子ども時代とは反対につらい日々を過ごした10代、一時期シングルマザーとして必死に悲しみや苦しみを乗り越えていたということ…。
けれども、こうした困難に立ち向かう力となったのは、子どものころの遊んで、遊んで、遊ぶことによって築かれた「心の中のあたたかな世界」であり、そして、この「あたたかな世界」から紡ぎだされたお話たちが、後に、世界中の子どもたちに読まれ、愛されていくこととなったのです。
子どもの遊びが、かけがえのないものだということを、改めて気付かせてくれると同時に、私たち大人が、子どもたちが遊ぶ環境をきちんと整えていかなくてはいけないことを考えさせられます。

子どもたちはもちろん、かつて子どもだった大人の方にも、是非、リンドグレーンの作品を味わっていただきたいなと思います。
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