まちなかの本の森 

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シングルファーザーを生きる


あなたは「父子家庭」と聞いて、どのようなイメージを持たれますか。
「慣れない家事や子育てで大変そうだけど、“男性だから”収入は安定しているし、
母子家庭よりマシじゃない?」という感じでしょうか。

ところが、近年、父子家庭の平均収入は下がり続け、非正規化も進み、
また同居する親族がいない親子も4割近いそうです。

男性であれ女性であれ、正社員などの安定した収入を得るためには、
長時間労働することが前提となることが多い日本。
子ども中心の生活を送るとなると、残業・出張・転勤は難しくなり、
転職や非正規労働を余儀なくされる親も多く、
子どもの貧困へも繋がってきています。

父子家庭が利用できる行政の支援や法律も徐々に増えていますが、
男性が利用しやすい状況ではありません。
“弱音を吐かない”といった「男らしさ」なども、
父子家庭を苦しめている要因のひとつかもしれません。

今回は、父子家庭の現状を知るとともに、小説やエッセイに描かれる
「シングルファーザー」に関する資料を集めました。
さまざまな形の家族があります。
その姿を知るきっかけにしてみてください。

また5月に引き続き、長田弘さんの追悼特集、
中島京子さんの特集(フリーライター時代の貴重な本もあります!)
もやっています。

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あなたは誰と、どこで働きますか?


今から30年前、1985年に女性の働き方を変える法律がつくられました。
男女雇用機会均等法です。
女性の働く権利を認め、職種を増やし、「働き方」の大きな転換期と言われました。
が、一方でそれは生活の一切を家族に任せ、長時間労働に耐えられる
「男性の働き方」ができる女性のみに、経済的自立と安定的な雇用が約束される
ということを意味していました。
すべてを背負いきれなくなった女性は「仕事も家庭も」という道を変え、
非正規という働き方を選択せざる負えなくなりました。

一方、欧州などでは、職場の男女平等のため、機会の均等と同時に男女共通の
労働時間規制が敷かれました。
男性が家計のすべてを稼ぎ、家事・子育てや介護の仕事をすべて女性が担う
というのではなく、男女ともに家計を支え、共に家事・子育てを共有するという
「共働き経済」が作り出されたと言います。

そして日本では経済が低迷してくると、男性も非正規でしか働けない人が増加し、
いま、男女ともに「働き方」を見つめ直す機会が増えてきました。
この30年で、「出産か仕事か」を迫られた女性、
長時間労働に耐えざるを得なかった男性は、
どのように変わり、あるいは変わらなかったのでしょうか。
また同時に正社員以外の多様な働き方や若者の地方への移住など、
働き方と生き方が密接に
かかわりながら、多くの変化も生まれてきています。

そこで6月から7月にかけて、「働く」をテーマに
ミニブックフェアを2つ、開催します。

一つ目は、今年の「男女共同参画週間」のキャッチフレーズ、
「地域力×女性力=無限大の未来」にちなみ
「これからどこで、誰とつながり、どのように働いていくのか」を取り上げたもの。
さまざまな地域で起こっている、新しい働き方を実践している人たちに
本の中で出会ってください。

ちなみに「男女共同参画週間」(毎年6月23日~29日)とは、
だれもが職場・学校・地域・家庭など、どこにあっても
それぞれの個性と能力を発揮し、互いに尊重し合い、
いきいきと生活できる社会を創っていくため、
一人ひとりがどのようなことができるかを考えていく時間のこと、です。

二つ目は、この30年の労働をめぐる仕組みや問題点などを
長期間にわたって議論してきたシリーズものやミニコミの特集です。

「働くこと」を真剣に考える人にとって、男女問わず力になってくれるはずです。

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