まちなかの本の森 

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今年の一冊 『ブルー・セーター』

2012年もあとわずかとなりました。
今年も素晴らしい本との出会いがありました。
春に始めたこのブログでは、そのうちのほんの一部をご紹介できたのみですが、今後もウィングス所蔵の図書や映画作品を通して、心に響いた言葉や生き方、仕事などを紹介していきたいと思います。

思い返してみると、小説やコミックを取り上げることが多かったので、それ以外のところからも幅広く取り上げていくつもりです。

個人的に、今年読んだノンフィクションでいちばん印象に残った一冊は、
『ブルー・セーター 引き裂かれた世界をつなぐ起業家たちの物語』
(ジャクリーン・ノヴォグラッツ/著、北村陽子/訳 英治出版 ) でした。

ブルー・セーター

テーマは貧困。
著者は、開発途上国で、現地住民による貧困脱却の取り組みに投資する非営利組織アキュメン・ファンドを立ち上げました。
アキュメンには「叡智」という意味があるそうです。

貧困を脱却するために、あるいは脱却を支援するために何が本当に必要なのか、すべて著者のアフリカやアジアの国々での体験を通して語られています。
著者が人々に出会い、対話を重ね、手痛い失敗もし、想像もしなかった事実を知る―そんな旅をともに体験するような気持ちで読みすすめながら、いつの間にかルワンダも、インドも、そして貧困も、遠い世界のできごとではなくなっています。

「投資はお金で返ってきません。配当は変化です」(p.312)
出資者に言った著者の真剣なことば。

読書をする、情報を得るということもそうかもしれません。
何かが少しでもよい方向へ変わることを期待して、きっとまた新たな本を手に取るのだと思います。

今年もウィングス図書情報室をご利用いただき、ブログ「まちなかの本の森」をごらんくださり、ありがとうございました。

年内はあす28日が最終(20:30まで)です。
お正月に読む本の用意がまだ、という方はぜひどうぞ!
年明けは1月4日(金)からです。

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右京中央図書館で研修

12月の半ばに、ウィングスの図書スタッフとして、京都市立図書館の中でもいちばん新しい
右京中央図書館で、研修を受けてきました。

広くて明るい館内。
資料の豊富さ、鮮度の良さ。
この中からどれでも、自由に手にとっていいんだ…と思うと、ものすごくわくわくします。
あらゆる種類の本と雑誌はもちろん、音楽や落語のCDに、ドラマのDVDまであるのですから・・・!

気になった本を手に、すぐに座れる場所がたくさんあるのもとても嬉しいところ。
西側にある扉を開けると、遠くの山が見える屋外読書テラス(写真)に出られます。

屋外読書テラスat右京

暖かい季節が楽しみになります。

ワクワク、くつろぎ。
そしてそれが、どんな人に対しても、提供されること。

たくさんのスタッフが力を合わせて、その実現のために日々働いてらっしゃる姿に、めいっぱい刺激を受けてきました。

いつ行っても、新しい何か、この前と違う何かがある。
だから、また行ってみよう。
そう思って来ていただけるように、ウィングスの図書情報室も、これまでと違う工夫を始めていきたいと思います。

右京中央図書館のみなさま、貴重な時間をいただき、さまざまなお手本を快く見せてくださって、本当にありがとうございました。

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