まちなかの本の森 

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読むのが先? 観るのが先? その2

今日は小説とその映画化についてです。
以前の更新で、「読むのが先? 観るのが先?」と題して、
『ミレニアム 1(上・下) ドラゴン・タトゥーの女』(スティーグ・ラーソン/著)をご紹介しました。
【2012年3月22日の記事→http://wingslib.blog.fc2.com/blog-entry-8.html

今回は、原作も映画のDVDもともにウイングスで所蔵している作品をご紹介します。
『めぐりあう時間たち』です。
原作はマイケル・カニンガムの1998年の小説『The Hours』で、ウイングスには邦訳『めぐりあう時間たち 三人のダロウェイ夫人』(高橋 和久/訳)があります。
2003年にスティーヴン・ダルドリー監督によって映画化されました。

わたしたちはこの物語で、主人公の3人の女性たちのある一日を追うことになります。
違う場所、違う時代の一日が、かわるがわる語られていきます。
それは、朝に始まり、夜で閉じられる、私たちがごく当たり前に思っている一日と同じもの。
でもそのたった一日のなかに、それぞれの人間にとって語り尽くせぬほどの出来事や記憶、出会いや別れが詰まっていることを、読み終わった後、観終わった後、深く感じさせられます。
そこには、その日の終わりまでたどり着くことのなかった者との別れも含まれています。
だからこそ、積み重ねた時間とともに一日を終えることの尊さが胸に迫ってくるのかもしれません。その時間がどんなものであっても。

小説も映画もそれぞれとして素晴らしい作品です。
小説では終わり近くに、長い一日を凝縮し、明日からの未来を見据えるような言葉が約1ページを使って語られます。
映画では、人物のたったひとつの動作でその部分が見事に表現されていると感じました。
私は原作に先に触れましたが、どちらから出会ってもいいと思います。

物語で非常に重要な役割を果たしているのが、イギリスの作家ヴァージニア・ウルフ(1882-1941)と彼女の代表作『ダロウェイ夫人』です。
図書情報室では、『ダロウェイ夫人』はもちろん、ウルフの著作・伝記も複数所蔵していますので、興味を持たれた方はぜひウルフ作品にも手を伸ばしてみてくださいね。

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益田ミリさんの日?

月曜日は祝日でした。
祝日の図書情報室は、小学生のお子さんたちが遊びに来たり、午後からゆっくりコミックを読みに来る方が多かったりします。

今日ふと雑誌のページで益田ミリさんの名前が目に留まりました。
そういえば前から気になってたんだよな、と書架にあるコミックをぱらぱらめくってみる。

すると、よくコミックを読みに来てくれる利用者さんが、
『OLはえらい』を読みにきてくれました。
お、何だかいいタイミング。

と思うと、次に来た利用者さんは
『ふつうな私のゆるゆる作家生活』
『ほしいものは何ですか?』
『どうしても嫌いな人』
をまとめて借りていきました。

いまこの部屋では、私を含め3人が益田ミリ作品を手に取っている・・・。
カウンターでそんなことを考えているスタッフでした。

ウイングスの図書室には、益田ミリさんのコミックを6冊所蔵しています。
『すーちゃん』
『結婚しなくていいですか。』
『どうしても嫌いな人』
『ふつうな私のゆるゆる作家生活』
『OLはえらい』
『ほしいものはなんですか?』

特に上から3冊の「すーちゃん」シリーズなんかは、秋の休日の午後にぴったり、という気がします。
いつもはけっこうがんばって働いて、休みの日にはウイングスで本読んで、ちょっと疲れたら近くでお茶して…って、何だかすーちゃん京都版な休日はいかがでしょう。
日祝日は午後5時まで開室しています♪


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