まちなかの本の森 

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ただいま「ウィングスシアター」お申込み受付中です!

 図書情報室で所蔵している映画作品を、男女共同参画の視点も持ちながら楽しもうという企画です。貸し出しでおうちでもご覧になれる作品ですが、ビデオシアターの大きなスクリーンで見ると、ひと味もふた味も違って見えます。ぜひ、お出かけください!


『オフサイド・ガールズ』
9月28日(金)14:00~16:00
定員先着37名/無料/保育あり(6カ月~就学前まで/有料)


 サッカーは,イランでも人気の国民的スポーツ。しかし,女性が男性の競技をスタジアムで観戦することは禁止されている。「でも,どうしても試合を見たい!」そこで少女たちが考えた奇策とは…。

出演:シマ・モバラク・シャヒ,サファル・サマンダール,シャイヤステ・イラニ,M.キェラバディ,イダ・サデギ
製作・編集・監督:ジャファル・パナヒ/脚本:ジャファル・パナヒ,ジャドメヘル・ラスティン
イラン/2006年/92分/第56回ベルリン映画祭審査員特別賞銀熊賞

 お申し込みはお電話で。075-212-8013(保育の締切9月14日)

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ここにも起業

 前回に続き、「起業」に関連してもう一冊ご紹介します。
『雪と珊瑚と』梨木香歩/著 角川書店 101/ナ 梨木香歩さんの最新刊です。

 どこか思いつめたような、でも、表情の読み取りにくい若い女性の顔。
 あたりに浮かぶ玉ねぎや花。
 そんな物静かで幻想的な表紙と、『雪と珊瑚と』というタイトルから、「起業」を一つの重要なファクターとして進んでいく物語を想像できるでしょうか?
 良い意味で「裏切られる」。―読書の醍醐味かもしれません。

 梨木作品の不思議な世界に引き込まれてしまう入口は、民家に貼られた「赤ちゃんお預かりします」という唐突な貼り紙です。ここに、「こうあるべき」にとらわれない、“本当に誰かの役に立つ起業”のヒントがあるような気がします。

 起業に関心がある人はもちろん、子育てに悩む人、働くことや食べることについて、ゆっくりと噛みしめるように考える時間を持ちたいという人に、今おすすめの一冊です。
 それから、野菜や畑が好きな人にも、ぜひ。

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 貸出中のときは、ご予約を!

「働く」とは何だ?

 新着資料から気になったものをご紹介。

 一冊は、『あなたも社会起業家に! ―走る・生きる 十五のストーリー』油井文江/編著 ソーシャルビジネス研究会/取材 冨山房インターナショナル 55/ユ
 社会起業=ソーシャルビジネスとは、地域、子育て、キャリア開発、女性・障がい者・高齢者等の自立、保健・医療・福祉等々の、社会の「なんだかうまくいってない」ことに対して、「何かできないか、変えられないか」という気持ちを強く持った人たちが、それを事業の形にして取り組んでいるもの。著者は、社会起業家には女性がとても多いといいます。

 日本の女性の働き方の特徴に、「M字型曲線」があります。20代で社会に出て一旦就職するものの、30代を中心に結婚・育児のために離職し、その後再就職をすることから、労働力率のグラフがMの文字のように真ん中(30代)で大きく落ち込むのです。子育てを終えてもう一度働こうという40代、50代の女性たちが正規雇用で再就職することは困難で、パート・アルバイトといった補助的で不安定、低賃金の仕事を選ばざるを得ないのが大多数です。

 でも、そうではない生き方を模索する女性たちの中から、社会起業を志す人が増えてきたということです。ソーシャルビジネスは、社会問題の解決と、利益の追求(ビジネスの部分)とを兼ね備えた働き方の希求なのですね。

 女性の労働力を活かせていない日本の労働事情の副作用のようにも思えますが、それだけに、志を感じた時に、軽やかに行動に移せるだけの自由がより多く女性にあるということなのかもしれません。

 そしてもう一冊。
 『奥谷京子の夢起業塾 いざというときは女だ』奥谷京子/著 日本評論社 55/オ
WWBジャパン(女性のための世界銀行日本支部)代表の奥谷京子さんは、女性の起業家支援をされてきた方で、WWBジャパンの起業家セミナーから1,000人以上の女性起業家を輩出しています。
 本書では、ご自身の来歴や仕事の進め方なども披露し、読み物としても興味深く読めます。

 「起業」の文字が二冊並んで、女性の働き方についてちょっと考えてしまったのでした。

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